セキュリティ
動画を守る仕組み
非公開での共有に意味があるのは、「非公開」がきちんと守られている場合だけです。tapeshelfで動画を守っている仕組みと、その守りが届かないところを説明します。
アクセスは毎回確認します
動画に関わるものは、確認なしにはサーバーの外に出ません。ストリームも、1つのセグメントも、復号の鍵も同じです。確認するのは、誰が求めているか、その人に視聴が許されているかです。その動画が本人の棚にある、公開されている、まだ有効な期限付きリンクやゲストとの交換から来ている、のどれかに当てはまる必要があります。確認はログイン時だけでなく、アクセスのたびに行われます。動画のIDは長いランダムな文字列なので、推測することも一覧を取ることもできません。
ストリームは暗号化されています
動画はHLSで、暗号化された短いセグメント(AES-128)に分けて再生されます。鍵が渡されるのは、直前にこの確認を通った視聴者だけで、ディスクに書き込まれることはありません。セグメントへのリンクが漏れても、それだけでは役に立ちません。
コピーできるファイルのリンクはありません
プレーヤーが動画ファイルへのリンクを受け取ることはありません。ダウンロードは別の操作で、できるのは次の人だけです。
- 動画の視聴が許されている、ログイン中の人。投稿者、その動画を棚に持っている人、公開動画ならログインしている人全員。
- 期限付きリンクを持っている人(リンクが有効な間)。
- 交換で動画を受け取ったゲスト(交換から1週間)。
ダウンロード用のリンクは同じ確認のあとに発行され、2分以内に期限が切れます。
期限付きリンクを開ける人
期限付きリンクを手に入れた人は誰でも、期限が切れるまでその動画を視聴・ダウンロードできます。鍵を渡すときと同じように扱ってください。相手を絞るには「1人だけに送る」にチェックを入れます。そうするとリンクは、その人のメールアドレスに届くワンタイムコードがあるときか、そのアドレスのアカウントでログインしているときにしか開けません。Proではパスワードも追加でき、両方を設定した場合は両方が必要です。「マイリンク」でリンクを無効にすると、すぐに開けなくなります。すでに棚に追加されたり、ダウンロードされたりした動画は、その人の手元に残ります。
ファイルから取り除く情報
動画ファイルには、映像以外の情報が入っていることがよくあります。撮影した場所と日時、カメラやスマホの機種、作成者の名前、コメントなどです。動画をアップロードすると、これらをすべてファイルから取り除きます。ダウンロードされるのは、この処理済みのファイルです。ストリームやプレビューのコマにも、こうした情報は含まれません。2026年10月18日より前にアップロードされた動画は、そのままになっています。
棚はGoogleに出ません
棚と動画のページは、検索エンジンに載らないようにしています。あなたの棚にたどり着く方法は、あなたが渡したリンクか、公開されている友達リストだけで、検索から来ることはありません。
非表示ページ
Proでは、設定 → マイページでページ全体を非表示にできます。そうすると、プロフィール、棚、友達リストを開けるのはあなたとモデレーターだけになり、ほかの人には「ページが見つかりません」と表示されます。公開動画も同じですが、すでに棚に持っている人は別です。ほかの人の友達リストでは、あなたが見えるのはそのリストの持ち主だけになります。すでに共有したり交換したりした動画は、持っている人の手元に残ります。Proが終わると、ページはまた表示されるようになります。
アカウント
パスワードはargon2idのハッシュとして保存します。セッションはHttpOnlyのcookieに保持され、設定 → セキュリティで有効なセッションをすべて確認でき、まとめてログアウトさせることもできます。Googleでログインすることもできます。ログインの試行回数には制限があり、同じIPアドレスから1日以内に2回目の登録をするときは、先にCAPTCHAを通過する必要があります。ゲストも、交換で最初にアップロードする前に同じ確認を通ります。
2段階認証
設定 → セキュリティでオンにすると、パスワードのあとに、認証アプリ(Google Authenticator、1Password、Aegisなど)のコードか、パスキー(Face ID、Touch ID、Windows Hello、セキュリティキー)で本人確認をします。パスワードが盗まれても、それだけではアカウントに入れません。オンにすると、ほかの端末はログアウトされます。
あわせて、スマホやキーが手元にないときのためのリカバリーコードが10個発行されます。どれも1回だけ使えます。2段階認証をオンまたはオフにしたときと、リカバリーコードが使われたときには、メールでお知らせします。メールでパスワードをリセットしても、2段階認証はオフになりません。すでにアカウントに連携済みのGoogleアカウントでログインするときは、2段階目を求めません。この場合はGoogle自身のログインに任せています。スマホもコードもなくしてしまったときは、contact@tapeshelf.comまでご連絡ください。アカウントがご本人のものであることを確認してから、2段階目をリセットします。
報告とモデレーション
どの動画とプロフィールにも、メニューに「報告」があります。報告はモデレーターに届き、モデレーターはコンテンツの削除やアカウントの停止ができます。報告がどう処理されたかは、あなたにお知らせします。質問や不具合は、アカウントメニューの「サポート」へどうぞ。
約束できないこと
- DRMはありません。どの動画サイトでも同じですが、視聴を許された人が本気になれば、ストリームを保存できてしまいます。tapeshelfが締め出すのは、それ以外のすべての人です。
- 非公開動画の16コマのプレビューは、その棚を見られる人なら誰にでも見えます。これは意図したものです。何をリクエストしているのかが分かるようにするためです。
- 渡したコピーは取り消せません。動画を共有したり交換したりすると、相手は自分のコピーを持ち続けます。取り戻す方法は動画を削除することだけで、そうするとすべての棚から消えます。すでにダウンロードされたファイルは、その人の手元に残ります。
データの保管場所
動画もデータベースもサービス本体も、すべて欧州連合のドイツにあります。通信はすべて暗号化され、データベースは毎日バックアップしています。Proの支払いは、販売代理店のPaddleを通して行われます。カード情報はPaddleに送られ、tapeshelfのサーバーに届くことはありません。